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会社員が出世するために必要な3つのこと

学歴がない自分には出世なんて無縁だ…
中小企業で出世する方法を知りたい!
同期の中で自分だけ出世できない。

 

この記事を読んでいるあなたは、こんなことを考えているのかも知れませんね。

 

でも大丈夫!この記事を最後まで読めば、そんな疑問が全て解決します。

高学歴じゃないと出世できないんでしょ?
出世と学齢は関係ありません。特に中小企業では、です。管理人は高卒、未経験でIT業界に入りましたが、30代で部長まで上り詰めました。
 
中小企業で出世する人の特徴なんてあるのかな?
あります。管理人の実体験をベースに、出世する会社員の特徴3選を詳しく解説しますね!
 

この記事では『会社員が出世するために必要な3つのこと』についてお伝えします。

高卒元ニートの管理人が、40歳で年収1000万円を稼ぐようになったのか?その秘訣を解説します。

 

 
こざお
私の経験談がベースなので、中小のIT企業で出世するために必要なことで、少しレアケースが含まれるかも知れませんが、ご了承ください!

 

この記事を読むと分かること。

✅ 出世できない会社員の特徴
✅ 出世する会社員の特徴

 

出世できない会社員の特徴とは…?

最初に、出世できない会社員の特徴について解説します。

 

雇われマインド(会社員マインド)

少しキツイ言い方になりますが…雇われマインドが抜けない限り出世できないと思ってください。
雇われマインド(会社員マインド)がどういった見え方をするかを解説します。

受け身で依存的

言われた仕事だけをこなすことが中心で、自分から価値を創り出したり提案したりする意識が弱い傾向にあります。
『会社が何とかしてくれる』『上司が決めてくれる』という思考が強いです。

 

時間=報酬の発想

『働いた時間』に対してお金を貰う意識が強いので、成果や付加価値を意識した仕事ができません。

会社は営利企業ですから、利益を出さなければ潰れてしまいます。顧客に対して価値を提供して初めて企業として売上・利益が上がります。
その意味でいうと、いくら長時間働いても成果を出せない社員には報酬を支払えないはずです。

この点を認識できないと、出世以前の問題となります。(リストラ対象となりやすい、、など)

また、この考え方の場合は、残業や長時間労働を『頑張り』と結びつけやすい傾向にあります。

 

リスク回避思考

新しいことに調整してスキルを獲得しようとするより、現状で満足しており安定・安心を優先する傾向にあります。

IT業界の場合、新しい技術も常に登場するため、学び続ける意識が必要です。
しかし、雇われマインドの会社員は、特に定時後や休日に勉強をしてスキルアップに投資する意識が低くいつまで経っても成長しません。

顧客からの評価も上がらず単価アップもできないので給与アップも難しくなります。

 

結果を出せない

雇われマインドのパートで解説した内容と被る部分もありますが、出世できない会社員は結果(成果、売上・利益)を出せません。

会社が社員を雇う理由はただ一つ。売上・利益を拡大するためです。

ですから、会社の売上・利益に貢献できない会社員は不要なのです。いいですか、成果を出せない社員は会社にとってお荷物です。

 

 
こざお
会社で出世したいなら、まずは雇われマインドから脱却し、『どうすれば会社の利益に貢献できるか?』を考えることです。

 

中小企業の現役部長が解説 | 出世する会社員の特徴3選

通常よりも早い段階で管理職に抜擢されたり、飛び級など周りと比べてスピード出世を達成する会社員には共通した特徴があります。

管理人の実例も踏まえながら、中小企業で出世する会社員の特徴を解説します。

 

まず、前提条件として、出世のために一番重要なポイントについてお伝えします。

 

会社員が出世するために一番重要なポイント

会社に貢献すること(売上・利益)に直接的・間接的に貢献すること
会社は慈善団体ではなく営利企業です。要するに、売上を立てて利益を出し続けない限り継続はできません。(倒産します。)
その会社で出世するために必要なことは、売上・利益率アップに貢献することです。
 
 
こざお
前提条件は理解できたと思います。ここからは具体的に売上・利益に貢献できる会社員の特徴について解説します。
 

営業力(結果)

会社が営利企業である以上は、利益を出し続ける必要があることは説明しましたよね。
では、どうすれば利益を出し続けられるのか?その答えは『顧客に価値を提供し続けること』です。

 

ビジネス(仕事)は、顧客がいて、顧客が求めていること(困っていること)を解決してあげて、感謝されることで報酬が発生します。

 

ここで重要なのが、『顧客がいて』という部分。どの仕事でも顧客がいないことにはいくら素晴らしい商品・サービスがあっても売り上げは立ちません。
集客・マーケティングが一番難しいということはビジネスの世界では当たり前の考えです。

だからこそ、顧客をどう見つけてくるか、すでに顧客になっている場合はどう満足し続けてもらうかがビジネスにとって最も重要な部分であり、それを実現するためには営業力が必要となるんです。

 

営業力と一言で書きましたが、

  1. 現場営業
  2. 既存顧客の横展開
  3. 新規顧客開拓

中小IT企業のエンジニアに求められる営業活動は上記の3つになります。

 

現場営業

現場営業は一言でいうと『プロジェクトで貢献(成功に導き)して評価を得る』ということです。

システムエンジニアですから、大小あれどシステムを開発するプロジェクトにアサインされることになります。
そのプロジェクトを成功させて、無事に稼働すること。稼働後も安定的に業務効率に貢献できていることが重要です。

結果を出せば評価される。これが当たり前の現場営業につながります。

お客様からすると、あなたと一緒に仕事をすれば成功した、という体験があれば次に仕事があった時も頼んでくれるようになります。

大規模プロジェクトだと、有象無象のシステム会社が乱立し、差別化が難しくなるケースもあります。ですので、結果を出すことはもちろんですが、キーマンとの接点を持ちコミュニケーションを取ることも重要です。ここでいうキーマンとは、顧客側のリーダーや今後出世するであろう顧客です。
また、既に取引がある顧客で、一定の貢献ができていたとしても、次に100%声が掛かるのか?といえばそうも言えません。
一度プロジェクトが終了し、別の顧客案件にアサインされると繋がりが途切れてしまうことに。
 
こざお
その場合でも定期的に連絡を取りコミュニケーションを取ること。できれば年に1回は合って会食でも行った方が良いですね。

既存顧客の横展開

現場で結果を出していれば、常に声が掛かり続けるか?と言えば答えはNoです。

特に、実際に仕事を貰っている部署内であれば、横のつながりに期待できるケースもあります。
例えば、上場企業のA部署の〇〇課で仕事を貰っていて、ある程度の結果を出し信頼を勝ち取っている場合には、別の□□課や、△△課といった部署内の仕事を紹介してくれることはあるでしょう。

でも、B部署や、C部署と言った別の部署にまたがって仕事を紹介してくれるか?といえば、かなり厳しいです。

理由はいくつかありますが、縦割りで部署間のつながりが薄いケースが一番多いかなと思います。

A部署の業績が順調で、仕事が途切れない、増えている時期は問題ありません。が、当然仕事には波がありますから、浮き沈みがあるものです。

A部署の業績が下降気味になった時に、B部署やC部署は逆に順調というケースは往々にしてあり得るもの。
だからこそ、B部署やC部署との繋がりを持っておくことが重要なので。これが既存顧客の横展開営業です。

で、この話をすると、大企業だと調達部門(外注管理)があるので、そことの繋がりがあれば問題ないのでは?という方がいますが、これはNGです。
何故なら、他のライバル会社も同じように調達部門とは繋がりを持てるからです。

では、どうすればよいか?

  • 部長から直接別部署の部長を紹介してもらう
  • 本部長・役員との繋がりを作る

これです。

そして、会いに生き、会食をする。これがベターですね。

この人に仕事を頼みたい、頼んでもいいかもな。そう思ってもらうには直接会話するしかありません。
調達部に要員一覧を送って仕事をください!といってもタイミングが合えばもらえますが、、、それでは他との差別化はできません。

 
こざお
私が最速で結果を出し出世できたのは、この考えがあり行動したから。上場企業の役員や部長との繋がりを意識的に広げていきました。もちろん、現場での結果を出して評価を得るのは当然として、です。

 

新規顧客開拓

一番難しい営業活動が、この新規顧客の開拓です。
事業を拡大していくには、既存顧客だけでなく、新規顧客の開発は必須です。

中小企業のIT企業は、営業部が無いケースや、営業部はあっても機能していないことも多いです。

現場のエンジニアからすると、それは営業部や役員、または社長の仕事でしょ?と言いたくなる気持ちも分かります。
分かりますというか、その通りでもあります。

でも、出世する会社員は別の考え方をします。

どうすれば新規顧客を開拓できるか?

  • プライベートの繋がりから広げる
  • 既存顧客からの紹介を貰う
  • 役員・営業部からの話に積極的に参画する

これが実際に私が新規顧客開拓に成功したケースです。
詳細は割愛しますが、ここで言いたいことは考え方の部分。

出世をして、部門長になると毎年結果を出し続ける必要があります。売上を上げ続けて、利益も確保し続けなければいけません。
そのためには、新規顧客開拓は避けて通れません。

ですし、売上目標を達成できなかった言い訳を営業部や役員の責任だと発言するようなら降格まっしぐらです。
自らの手で道を切り開いていく、この考え方を持っている会社員が最速で出世を勝ち取ると考えています。

 

即レス(ホウレンソウ)

会社員を15年以上続けてきて、仕事ができる人に共通している事、それはレスポンスが鬼のように早いということです。

当然、私も心がけていますが、とにかくレスポンスが早い。当然、仕事自体のスピードも速いのですが、メール、Slackなどのチャット、LINEなどのレスポンスが本当に早いです。

もちろん、タスクの優先順位付けは必要なので、全てに対して即レスをする必要はありませんが、適切な優先順位付けを行った上での即レスは”デキル会社員”において必須スキルと言えるでしょう。

 
こざお
1つ付け加えると、分かりやすい文章で、端的にレスポンスをすることも大事です。

 

経験値(自己投資)

中小企業で年収1000万円を達成する場合、ほとんどは管理職(部長クラス)でなければ難しいです。要するに、部下を数十人規模で管理できる能力が必要だということです。

その規模で組織をまとめ上げるには、人間力、営業力、技術力それぞれをある程度のレベルで有している必要があります。

 

なぜなら、営業力、技術力が無ければ結果を出すことが難しいので、そもそも上の立場になれません。
そして、結果を出して上に立ったとしても、人間力が無く部下からの信頼が皆無であれば…?そうです、長続きはしません。

その中で、私が一番重要だと考えているのが人間力です。

尊敬できる上司、部下が相談してきた時に適切なアドバイスをすることできる上司、そうなるためにはある程度の経験値が必要で、自己投資を当たり前に行える必要があると考えています。

 
こざお
会社によっては、社内営業だけが得意で、部下や同僚には一切尊敬もされていない上司が存在していますが、そういった組織は長続きしないと考えていて、本当の意味で尊敬される上司になるためには、学び続ける意識、経験値を積み続ける行動が必要だと考えています。

 

まとめ

いかがでしたか?『会社員が出世するために必要な3つのこと』をテーマに中小企業に勤める現役のIT部長が解説しました。

 

会社の中で出世をするには、他社員よりも結果を出さなければいけません。
そのためには、出世できない会社員のマインド、行動ではなく出世できる会社員のマインド、行動をする必要があります。

 

出世できない会社員の特徴2選

✅ 雇われマインド(会社員マインド)
✅ 結果を出せない

 

出世する会社員の特徴3選

✅ 営業力(結果)
✅ 即レス(ホウレンソウ)
✅ 経験値(自己投資)

 

あなたの会社員生活に役立つことを願って。