「FIREなんて、一部の天才か超節約家にしかムリでしょ」
そう思っていた時期が、私にもありました。
でも今、43歳・IT部長として年収1,400万円を稼ぎながら、資産2,000万円・年間配当30万円というベースを築き、「サイドFIRE」という自分なりの答えにたどり着きました。
フルFIREじゃなくていい。満員電車に乗らなくていい。食べたいものは食べて、旅行も行って、それでも資産が増えていく。
この記事では、私が実践してきた「IT部長式サイドFIRE戦略」を、収入設計・投資戦略・副業・法人活用まで、包み隠さず全公開します。
- 1 1. サイドFIREとは?フルFIREとの違いを正直に語る
- 2 2. 私のプロフィール|他業種からIT部長になるまでの道のり
- 3 3. 年収1,400万円への軌跡|営業力で駆け上がったキャリア設計
- 4 4. 30歳で副業を始めた理由|ブログアフィリエイトで月収100万の経験と失敗
- 5 5. 38歳でリベ大に出会い、お金の本質が変わった
- 6 6. サイドFIRE設計図|収入の3本柱を構築する
- 7 7. 投資戦略の全貌|インデックス×高配当株の二刀流
- 8 8. 法人設立・マイクロ法人戦略で税を最適化する
- 9 9. 「稼ぎを爆発させる」という意識転換がすべてを変えた
- 10 10. サイドFIREで手に入れたライフスタイルの実態
- 11 11. 年間配当120万円への道|今後のロードマップ
- 12 12. まとめ|あなたもサイドFIREの設計図を描ける
1. サイドFIREとは?フルFIREとの違いを正直に語る
FIREの基本をおさらい
FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、経済的に自立し、早期退職を実現する生き方のことです。資産の運用益だけで生活費をまかなえる状態をゴールとします。
よく語られる「4%ルール」では、年間生活費の25倍の資産を築けば、4%で取り崩しながら半永久的に生活できるとされています。年間生活費が400万円なら、1億円の資産が目安です。
フルFIRE vs サイドFIRE
| フルFIRE | サイドFIRE | |
|---|---|---|
| 定義 | 完全に仕事を辞める | 好きな仕事だけ続ける |
| 必要資産 | 生活費×25倍 | 生活費の一部×25倍 |
| 心理的ハードル | 高い | 低い |
| 社会的つながり | 失いやすい | 保ちやすい |
| 向いている人 | 仕事が苦痛な人 | 仕事が好きorどちらでもない人 |
私がサイドFIREを選んだ理由
正直に言います。今の仕事、嫌いじゃないんです。
管理職として週2〜3日だけ都内のクライアント先に顔を出し、あとはテレワーク。都内に行く日も、午前中はサウナでリフレッシュして11時頃から出勤。帰りは有料特急でゆったり座って帰る。満員電車には一切乗っていません。
これだけ働き方をコントロールできているなら、仕事を辞める理由がない。むしろ、高収入という武器を活かして資産を加速させる方が合理的だと気づきました。
「フルFIREじゃないと本当のFIREじゃない」という空気に惑わされる必要はありません。自分が心地よく生きられる形を設計するのが、本当の意味での財務的自由だと私は思っています。
2. 私のプロフィール|他業種からIT部長になるまでの道のり
経歴の概略
- 他業種からIT業界へ転職
- 営業力を武器に圧倒的な売上を達成し出世
- 最年少でIT部長に就任
- 43歳時点で年収1,400万円
- 30歳で副業(ブログアフィリエイト)開始、最高月収100万円を経験
- 38歳でリベ大に出会い、本格的な資産形成をスタート
- 44歳時点で資産2,000万円・年間配当30万円達成
- マイクロ法人を設立し、節税戦略も展開中
なぜこのブログを書くのか
私はいわゆる「新卒からIT一筋」のエンジニアではありません。他業種を経てIT業界に飛び込み、エンジニアではなく営業・管理側の強みを活かしてキャリアを積み上げてきました。
この「非正統派のルート」こそが、このブログを通じてお伝えしたい最大の価値です。IT転職を考えている方、副業に挑戦したい方、資産形成を始めたい方に、リアルな設計図を届けたいと思っています。
3. 年収1,400万円への軌跡|営業力で駆け上がったキャリア設計
他業種からのIT転職という選択
IT業界は「エンジニアじゃないと入れない」という誤解があります。しかし実際は、営業・コンサル・プロジェクトマネジメントなど、技術以外の職種でも十分に活躍できるフィールドがあります。
私が他業種で磨いた「営業力」「対人折衝力」「数字に対するコミット力」——これらはITの世界でも、むしろ希少価値を持っていました。
圧倒的な売上コミットで出世街道へ
IT業界に転職してからも、私が意識し続けたのは「数字で語る」ことでした。
- 担当案件の売上を前年比で伸ばし続ける
- 新規開拓でアカウントを積み上げる
- チームの売上目標に対して個人でコミットする
このコミット姿勢が評価され、最年少でIT部長に就任することができました。
管理職になって初めて見えた「収入の天井が高い仕事」の意味
年収1,400万円というのは、一見すると「特別な人だけの話」に聞こえるかもしれません。でも管理職になってわかったのは、収入の上限を決めているのは職種よりも「ポジション」だということです。
エンジニアとして技術を深めるキャリアも価値があります。一方で、マネジメント・ビジネス開発・組織運営というポジションは、年収レンジが一段上がります。私は「営業力×マネジメント」という組み合わせで、年収の天井を突き破ることができました。
4. 30歳で副業を始めた理由|ブログアフィリエイトで月収100万の経験と失敗
長女誕生がきっかけで副業を開始
30歳のとき、長女が生まれました。子供が生まれると、お金の不安が一気にリアルになります。教育費、住宅、老後——先を考えると、本業だけに依存するリスクが怖くなる。そこで副業としてブログアフィリエイトを始めました。
最高月収100万円を達成した経験
結果的に、ブログアフィリエイトで最高月収100万円を達成しました。本業で鍛えた「ターゲットの課題を言語化して解決策を提示する」という営業の思考回路が、コンテンツ作りにそのまま活きました。
「読者が何に困っていて、何を求めているのか」——このユーザー視点は、SEOにも直結します。
収益低下と長い冬の時代
しかしその後、収益は徐々に低下していきました。アルゴリズムの変動、競合の増加、そして本業が忙しくなるにつれてブログに割ける時間が減少。気づいたときには、副業収入はほぼゼロという状況が続きました。
44歳でブログを再起動
副業がしばらく止まっていた期間を経て、44歳でブログを再開しました。今回は以前とは異なります。投資・サイドFIREという自分のリアルな体験、そしてIT転職という専門領域を組み合わせた「唯一性のあるコンテンツ」を武器にしています。
副業の失敗から学んだのは、「コンテンツは自分の実体験と専門性の掛け算でしか作れない」ということ。再起動したブログは、このコンセプトを軸に据えています。
5. 38歳でリベ大に出会い、お金の本質が変わった
リベ大(両学長)との出会い
38歳のとき、YouTubeでリベラルアーツ大学(通称:リベ大)の動画に出会いました。それまでも「なんとなく貯金は大事」とは思っていました。しかし、お金の仕組みを体系的に学ぶという発想はありませんでした。
リベ大で学んだのは、単なる節約術ではありません。「お金を貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という5つの力を総合的に鍛えるという視点です。
インデックス投資を始める
リベ大の影響で、まずインデックスファンドへの積立投資を始めました。「全世界株式(オルカン)」「S&P500」——長期・分散・低コストという投資の基本原則を実践し始めたのがこの頃です。
それまで投資=ギャンブルという偏ったイメージを持っていた私が、「資本主義に乗っかる」という発想に切り替わった転換点でした。
高配当株投資との出会い
インデックス投資を続けながら、次第に高配当株の魅力にも引き込まれていきました。インデックス投資は「将来の資産増加」を目的とするのに対し、高配当株は「現在の収入を増やす」という効果があります。配当金が毎年入ってくるという感覚は、資産形成のモチベーションを大きく高めてくれました。
6. サイドFIRE設計図|収入の3本柱を構築する
私のサイドFIRE設計は、3本の収入柱で成り立っています。
| 柱 | 内容 | 現状 |
|---|---|---|
| ① 本業 | IT部長(年収1,400万円) | 稼働中 |
| ② 副業 | ブログ+法人 | 構築中 |
| ③ 資産収入 | 配当金+家賃収入 | 年間約30万円〜成長中 |
第1の柱:本業(年収1,400万円)
サイドFIREの最大の武器は、高収入の本業を維持しながら資産形成を加速できることです。フルFIREを目指すと「仕事を辞めることがゴール」になりがちですが、サイドFIREでは本業の収入を「投資の弾薬」として最大活用します。
現在、毎月の投資額は以下の通りです:
- インデックスファンド:月20万円(年間240万円)
- 高配当株:暴落時にまとめ買い、年間200万円程度
- 合計:年間400〜500万円を投資に回す
第2の柱:副業(ブログ+マイクロ法人)
副業の役割は「収入の多様化」と「スキルの可視化」の2つです。本業だけに依存するリスクを分散しながら、自分の知識や経験をコンテンツ化して資産にするという発想です。
第3の柱:資産収入(配当+家賃)
現時点での資産収入は、配当金が年間約30万円+1軒目の一戸建てを賃貸に出した家賃収入があります。これが将来的に年間配当120万円(月10万円)まで成長すれば、サイドFIREの生活費を一部賄えるレベルになります。
7. 投資戦略の全貌|インデックス×高配当株の二刀流
私の投資ポリシー
投資において私が大切にしているルールは2つです。
- 借金をしてまで投資しない(住宅ローンも繰り上げ返済中)
- 暴落を恐れず、むしろチャンスとして活かす
借金嫌いは私の根っからの性格です。住宅ローンも存在するだけで気持ち悪いので、繰り上げ返済を進めています。借金ゼロの状態を目指すことが、精神的安定と投資継続の土台になっています。
インデックス投資:月20万円の積立
インデックス投資は「愚直に続けること」が最強の戦略です。全世界株式・S&P500中心に月20万円(年間240万円)を積立。相場の上下を気にしない「バイ&ホールド」で、暴落時も積立を続けることでドルコスト平均法の恩恵を最大限に受けられます。
高配当株:暴落時にまとめ買いする戦略
高配当株は「暴落時にまとめて購入する」という戦略を取っています。毎月コツコツ買うよりも、暴落・急落のタイミングで集中して仕込む方が、配当利回りを高い状態で取得できるからです。
- 年間投資額:200万円程度
- 対象:日本高配当株(連続増配銘柄中心)+米国高配当ETF
- 目標:配当利回り平均3〜4%以上の銘柄を中心に構成
- 現在の配当実績:年間約30万円
子供の投資口座も積極運用
自分の投資だけでなく、子供たちのためにも投資を続けています。ジュニアNISAや子供名義の投資口座で、早期から複利の力を働かせることが大切です。「子供たちの投資が気になって手が出せない」ではなく、長期目線で躊躇なく続けることが重要だと考えています。
「極端な節約は嫌い」という投資哲学
資産形成というと「節約・節制」のイメージがありますが、私は極端な節約が嫌いです。おいしいものは食べたい、旅行も楽しみたい、QOLは落としたくない——これは「だらしなさ」ではなく、一つの合理的な選択です。
節約でストレスをためて投資が長続きしないより、高収入を維持して投資額を確保する方が再現性が高い——これが私の投資哲学です。
8. 法人設立・マイクロ法人戦略で税を最適化する
マイクロ法人とは
マイクロ法人とは、主に副業収入や資産収入がある人が設立する小規模な法人(株式会社・合同会社)のことです。法人経由にすることで以下の節税メリットが生まれます。
- 社会保険料の最適化(役員報酬を最小化)
- 経費として計上できる範囲が広がる
- 所得分散による税率の低減
- 退職金積立(小規模企業共済)の活用
奥さん名義で法人を運営する理由
私のケースでは、法人は奥さんの名義で設立しています。本業での私の収入は既に高い税率ゾーンにあります。奥さん名義の法人に収入を移すことで、世帯全体の税負担を最適化できます。さらに、奥さんを法人の役員として報酬を払うことで、奥さん自身の社会保険加入や年金積み立てという副次的なメリットもあります。
法人を使った節税戦略の具体例
- 役員報酬の最適化:社会保険料と所得税が最小になる報酬額に設定
- 経費の法人計上:副業関連の通信費・書籍代・交際費などを経費に
- 法人での資産運用:法人名義で一部資産を保有することでの税メリット
ただし、マイクロ法人戦略は税理士との連携が必須です。適切な設計なしに進めると、かえってコストが増える可能性もあります。専門家のサポートを受けながら進めることをおすすめします。
9. 「稼ぎを爆発させる」という意識転換がすべてを変えた
実家は節約家だった
私の実家は節約家で、子供の頃から「節約しなさい」という空気の中で育ちました。それ自体は悪いことではありません。しかし、「節約こそが美徳」「支出を減らすことが豊かさへの道」という価値観に縛られていたのも事実です。
節約思考の限界
社会人になってから気づいたのは、節約には「限界値」があるということです。支出をゼロにしても、収入を超えることはできません。年収400万円で支出を100万円まで削っても、年間300万円しか貯まらない。でも年収1,400万円で年間500万円投資に回せば、その差は圧倒的です。
節約の最大値より、収入増加の最大値の方が何倍も大きい。
「稼ぎを爆発させる」という発想への転換
この気づきから、私の意識は根本的に変わりました。「いかに出費を減らすか」ではなく、「いかに収入と投資額を増やすか」。本業でのポジション上昇による年収増、副業での収入多様化、法人活用による手取り最適化——この方向性で動くことで、資産形成のスピードが劇的に上がりました。
奥さんが浪費家でも大丈夫だった理由
正直に告白します。奥さんは浪費家です(笑)。資産形成を始めた当初、これは大きな悩みでした。自分が節約しても、奥さんがどんどん使ってしまう……。
でも「稼ぎを爆発させる」発想に転換してから、この問題が消えました。奥さんの支出をコントロールしようとするのではなく、自分の収入と投資額を増やして、奥さんが使っても余りある状態を作る——これが現実的な解決策でした。家庭内での金銭的な摩擦も減り、お互いが自分らしく生きられる関係に近づいたと思っています。
10. サイドFIREで手に入れたライフスタイルの実態
働き方の自由度が段違い
現在の仕事スタイルを公開します。
- 週2〜3回:都内のクライアント先に出勤
- 残りの日:テレワーク(場所を選ばない)
- 出勤日の午前:サウナでリフレッシュ、11時頃から出勤
- 帰りの電車:有料特急でゆったり着席して帰宅
満員電車には一切乗っていません。
これは「社会的な成功を犠牲にして手に入れた贅沢」ではなく、管理職として実績を積んだ結果として得られた働き方の自由です。成果さえ出せば、働く時間や場所をある程度自分で決められる——これがIT業界・管理職ポジションの大きなメリットです。
2軒目の家という選択肢
現在、自宅は2軒あります。1軒目の一戸建ては賃貸に出して家賃収入を得ながら、2軒目に住んでいます。結果的に不動産からの収入という第4の柱にもなっています。
資産が増えると「心の余裕」が生まれる
これは実感として強く言えることです。資産2,000万円という数字は「老後の安心」というより、「何があっても大丈夫」という心の土台になります。
仕事でうまくいかないことがあっても、以前ほど追い詰められない。職場の理不尽に直面しても、「嫌なら辞めればいい」という選択肢が頭にある。この精神的な余裕が、逆説的に仕事のパフォーマンスを上げてくれるという好循環が生まれています。
11. 年間配当120万円への道|今後のロードマップ
現状の整理
| 指標 | 現状 | 目標 |
|---|---|---|
| 総資産 | 約2,000万円 | 5,000万円以上 |
| 年間配当 | 約30万円 | 120万円(月10万円) |
| 副業収入 | 再構築中 | 月20〜30万円 |
| 年間投資額 | 400〜500万円 | 維持・拡大 |
配当120万円達成への計算式
高配当株の平均利回りを3%と仮定すると、年間配当120万円には4,000万円の高配当株が必要です。現在の高配当株への年間投資額200万円を継続した場合、10〜15年後に目標達成ラインが見えてきます。暴落時の集中仕込み・増配による配当成長を加味すると、さらに早期達成も狙えます。
フルFIREは視野にない
配当120万円が達成できても、仕事を辞めるつもりはありません。サイドFIREの本質は「仕事から逃げる」ことではなく、「仕事をしなくても生きていける状態になった上で、好きな仕事を続ける」ことだからです。
配当収入が増えれば増えるほど、仕事をするのが「義務」ではなく「選択」になる。その感覚の変化が、サイドFIREを目指す一番の理由かもしれません。
12. まとめ|あなたもサイドFIREの設計図を描ける
IT部長式サイドFIRE戦略の全体像
- 本業収入を最大化する:キャリア設計と出世戦略で年収の天井を上げる
- 収入の3本柱を作る:本業・副業・資産収入の組み合わせ
- インデックス×高配当の二刀流投資:毎月積立+暴落時まとめ買い
- 法人を活用して税を最適化する:マイクロ法人戦略
- 節約よりも「稼ぎの爆発」に意識を向ける
- サイドFIREは「仕事を辞める」のではなく「選択肢を増やす」こと
特別な才能は必要ない
私は天才でもなく、エリート出身でもありません。他業種からのIT転職、副業の失敗と再起動、家族の金銭観との葛藤——リアルな試行錯誤を経て、43〜44歳の今、ようやく自分なりのサイドFIRE設計図が見えてきました。
「自分にはムリ」と思っている人ほど、実は近道にいることが多い。
あなたの年齢・収入・家族構成がどんな状況でも、設計図を描くことはできます。このブログでは、私が実践してきた具体的な戦略をこれからも発信し続けます。ぜひ一緒にサイドFIREへの道を歩みましょう。
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