「ジュニアNISAが終わったけど、子供の投資はどうすればいい?」
「子供名義で投資して、本当に大丈夫?」
IT部長・こざおです。我が家では子供名義の未成年口座で、月2万円をオルカン・S&P500に積み立てています。「子供の投資は気にせずやっている」というのが正直なところです。
この記事では、ジュニアNISA終了後の子供の投資の選択肢、我が家の実践内容、そして「親が子供にお金の教育をする」という視点で、実体験ベースで解説します。
1. ジュニアNISAは終了した|今の選択肢を整理する
ジュニアNISA終了後の主な選択肢
| 選択肢 | 名義 | 非課税 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ① 未成年口座(特定口座) | 子供 | なし(約20%課税) | 子供名義で資産が育つ。贈与の形になる |
| ② 親の新NISA枠で運用 | 親 | あり | 非課税だが、資産は親のもの。将来渡すときに贈与の問題 |
| ③ 学資保険 | 親 | — | 元本保証寄りだがリターンは低い |
| ④ 現金で貯める | — | — | インフレで目減りする |
「非課税」だけを見れば②が有利ですが、我が家は①未成年口座を選んでいます。理由は次の章で。
2. こざお家の実践|未成年口座で月2万円・オルカン+S&P500
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座 | 子供本人名義の未成年口座(特定口座) |
| 積立額 | 月2万円 |
| 投資先 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)+ S&P500 |
| 方針 | 積立設定→放置。18歳まで一切触らない |
| 資金の出所 | 親からの贈与(年110万円以内の非課税枠) |
自分の投資(月20万のインデックス+年200万の高配当株)が本丸で、子供の分は「ついで」くらいの感覚です。金額を決めるのに悩む時間があるなら、さっさと始めた方がいい。
3. なぜ子供名義で投資するのか|3つの理由
理由①:「子供のお金」として心理的に切り離せる
親の口座で運用すると、どうしても「自分の資産」と混ざります。暴落時に「子供の分も減ってる…」と精神的に引きずられたり、逆に「ちょっと借りよう」と手をつけたりする。子供名義なら、物理的にも心理的にも切り離せます。
理由②:贈与税の非課税枠を毎年使える
年間110万円までの贈与は非課税です。月2万円=年24万円なので、余裕で枠内。親の資産を子供に移す「相続対策」を、投資と同時に進めていることになります。将来まとめて渡すより、毎年少しずつ移す方が税務上も有利です。
理由③:18歳で「自分のお金」として渡せる
18歳になったとき、口座ごと子供に引き継げます。そのときには「積立で資産がこうなった」という実績つきの口座を渡せる。これは現金を渡すより、はるかに価値のある金融教育だと思っています。
4. 未成年口座の開設方法と注意点
開設の流れ(SBI証券・楽天証券の場合)
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1 | 親(親権者)が同じ証券会社に口座を持っていることが前提 |
| 2 | 証券会社のサイトから「未成年口座開設」を申込 |
| 3 | 必要書類:子供のマイナンバー確認書類、親子関係がわかる書類(住民票など)、親の本人確認書類 |
| 4 | 審査後、口座開設(1〜2週間) |
| 5 | 子供名義の銀行口座から入金 or 親の口座から振替→積立設定 |
注意点
- 取引は親(親権者)が代理で行う。子供本人は操作できない
- 信用取引・FXなどは不可。投資信託・株式の現物のみ
- 資金の出所を明確に。親から子への贈与として、年110万円以内に収める
- 証券会社によって条件が異なる。開設前に公式サイトで確認
- 成人(18歳)になると自動的に通常口座に切り替わる
※証券会社の制度・条件は変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
5. 月2万円×18年でいくらになる?シミュレーション
| 条件 | 元本 | 運用益(年率5%想定) | 合計 |
|---|---|---|---|
| 月2万円×10年 | 240万円 | 約70万円 | 約310万円 |
| 月2万円×15年 | 360万円 | 約175万円 | 約535万円 |
| 月2万円×18年 | 432万円 | 約265万円 | 約700万円 |
| 月3万円×18年 | 648万円 | 約400万円 | 約1,050万円 |

※年率5%は過去の全世界株式の平均的なリターンを参考にした仮定です。実際の運用成果を保証するものではありません。
6. 子供の投資で親が気をつけるべきこと
① 暴落しても絶対に売らない
18年の間には必ず2〜3回の暴落が来ます。そのとき「子供のお金だから守らなきゃ」と売るのが最悪の判断。18歳まで触らないと決めて、証券口座のパスワードを見ないくらいでちょうどいい。
② 自分の投資を優先する

親の老後資金が足りなければ、結局子供に負担がかかります。順番は「親の生活防衛資金→親のNISA→子供の投資」。子供の分を増やすために自分の積立を減らすのは本末転倒です。
③ 教育費とは別に考える
「大学費用のため」と目的を固定すると、18歳で必ず取り崩すことになります。我が家は「子供の資産形成のスタートダッシュ」と位置づけ、大学費用は別途親が用意する前提。18歳で700万円の運用口座を持ったまま社会に出られたら、その後の人生の余裕が全く違います。
④ 贈与の記録を残す
毎年の贈与額を記録しておく。「いつ・いくら・誰から」がわかる形で残しておけば、将来の税務上のトラブルを防げます。
7. 「投資している姿を見せる」が最高の金融教育
我が家でやっていることは大したことではありません。
- 配当金が振り込まれたときに「企業が働いてくれたお金」と一言添える
- 子供名義の口座の残高を、年に1回一緒に見る
- 「お金は貯めるものじゃなく、働かせるもの」という言葉を使う
- 暴落のニュースが出たら「今は安く買えるチャンス」と言ってみる
お小遣い帳や家計簿を強制するより、親の背中を見せる方が圧倒的に効く。「投資は怖いもの」ではなく「当たり前にやるもの」という感覚を、18歳になる前に持ってもらう。それが我が家の金融教育です。
8. まとめ|子供の投資は「気にせずやる」でいい
- ジュニアNISAは終了。今の現実的な選択肢は未成年口座(課税)or 親のNISA枠
- 我が家は未成年口座で月2万円・オルカン+S&P500を積立→放置
- 子供名義にする理由は心理的分離・贈与枠の活用・18歳で口座ごと渡せる
- 月2万円×18年=約700万円(年率5%想定)
- 親が守るべきは「売らない・自分の投資を優先・記録を残す」
- 金融教育は「教える」より「投資している姿を見せる」
※本記事は筆者の個人的な実践内容であり、特定の投資商品・証券会社を推奨するものではありません。贈与税・口座の制度については最新情報をご確認ください。投資は自己責任でお願いします。
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